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院内に薬剤師が常駐し、お薬の不安を軽減する環境を整えました。

現在 大室整形外科では、院内に薬剤師が常駐し(平日)、
主に手術患者さんのお薬の不安を軽減できるようサポートしています。
※ 2021年01月スタート

ここでは、あまり知られていない院内薬剤師の業務についてご紹介します。

院内薬剤師って何をしているの?

院内薬剤師は入院患者さんのお薬に関わる様々な業務を行っています。

● 入院前

  • ・使用中のお薬についての聞き取りと中止の説明

当院は整形外科のため、入院される患者さんの多くが手術目的となっています。
手術前には中止を必要とするお薬もあるため、使用中のお薬について聞き取りを行い、中止の説明を行っています。

● 入院中

  • ①持参薬の確認
  • ②調剤業務
  • ③持参薬の内服管理
  • ④服薬指導
①持参薬の確認
入院時に持参されたお薬の確認を行い、院内のお薬と併用が問題ないかなどを医師、看護師と情報共有しています。
②調剤業務
患者さんに処方されたお薬を、飲み方や量・相互作用などをチェックして調剤し、お渡ししています。
③持参薬の内服管理
入院中も持参されたお薬が適切に服用できるよう内服ケースにお薬をセットし服用間違いを防いでいます。
④服薬指導
入院中に使用するお薬について説明を行い、患者さんが安心して治療ができるようサポートしています。
また退院時のお薬については説明とともに『薬剤情報提供書』、『手帳シール』をお渡しして情報提供を行っています。

院外処方のため外来患者さんと直接お話しする機会は限られていますが、
外来患者さんに関わる業務については以下のようになっています。

● 医薬品情報提供業務

  • ・院内スタッフおよび患者さんへ情報提供

院内スタッフからのお薬に関する問い合わせへ対応しています。

またお薬の情報は膨大かつ日々更新されるものです。
その中から必要な情報を収集し、院内スタッフおよび患者さんへ情報提供を行っています。

● 骨粗鬆症治療

  • ・骨粗鬆症治療のお薬の特徴や副作用等について説明

骨粗鬆症治療の開始時にお薬の特徴や副作用等について説明を行います。
また、ご自身で注射(自己注射)が必要なお薬もあるためその方法についても指導しています。

骨粗鬆症治療は継続的な実施が必要です。
当院では骨粗鬆症治療について豊富な知識を持ったスタッフ(看護師、理学療法士、放射線技師、医療事務員等)の多職種連携により高水準の骨粗鬆症治療の継続が可能となっています。

お願い

使用しているお薬の情報は、患者さんの安全を守るためにとても重要です。

受診時には必ずお薬手帳薬剤情報提供書などお薬の内容がわかるものを必ずご持参ください。

手術前後のお薬についての不安はいつでも薬剤師にご相談ください。
※ お近くのスタッフにお声がけください。