大室整形外科

もし、患者さんが 自分の家族だったら、 私は何をすべきか。

大室 智士理事長

Tomohito Omuro

PROFILE医師紹介

専門分野

脊椎手術

経歴

平成10年
大阪医科大学 卒業
京都大学 医学部 整形外科学教室 入局
京都大学医学部附属病院 勤務
平成11年
大阪赤十字病院 勤務
平成13年
田附興風会北野病院 勤務
平成15年
独立行政法人国立病院機構 姫路医療センター 勤務
平成19年
関西電力病院 勤務
平成22年
大室整形外科 脊椎・関節クリニック 院長就任
令和6年
大室整形外科 脊椎・関節クリニック 理事長就任

脊椎外科に興味を持ったきっかけは?

整形外科医となって10年ほどは全ての領域の患者さんを担当していました。外傷、特に「手外科」を志した時期もあったのですが、自分が担当する患者さんの割合は脊椎疾患の方が多くなっていました。

大学医局の枠にとらわれず全国各地の施設に赴き、名医と呼ばれる先生方に教えを乞ううちに、脊椎外科の奥深さに魅了されていました。これは天命、運命と思っています。

脊椎外科の醍醐味は?

脊椎疾患は整形外科の中でも治療戦略が多岐にわたります。疾患対象も外傷から加齢に伴う変性・変形疾患など幅広く、そして何より、治療技術(テクノロジー)の進化のスピードが非常に速いです。年々更新される医療情報について行くのは大変ですが、非常に面白い分野と感じています。

どんな医師でありたいか?

「もし自分や自分の家族が患者さんの立場であったら、どういう治療を受けたいか?」をまず考え、導かれた治療を実践する様に心がけています。
これは当院の理念でもあり、職員全員、常に心がけるように話しています。
とはいえ、まだまだ改善すべき余地はありますので、今後も弛まぬ努力を続けたいと思います。

今後の目標は?

縁あって当院で治療を担当させていただくことになった患者さん全てが、「ここで治療を受けてよかった」と思って頂けるように頑張ることです。

大室整形外科の強みは?

当院は大きな機関病院と異なる、ベッド数19の有床診療所ですが、様々な工夫を凝らし、患者さんがなるべく早く社会復帰ができるように努力し続けています。それが結果として、他施設に引けを取らない年間手術件数に現れています。
またコメディカルスタッフ(看護師・放射線技師・理学療法士など)はもちろん、事務職員まで全職員が疾患の理解をしており、治療に向かう患者さんの情報共有が出来るようになりました。これは多くの科が混在する大病院では不可能な事だと思います。
そしてその事が結果的に細やかな患者さんへの医療サービス提供につながっていくと考えます。

患者さんに伝えたいことは?

当院は6月から新体制となります。院長には全国的に有名な脊椎外科医の中野惠介先生に変更となります。
これまた本当に素晴らしいご縁が叶っての、前向きな新体制ですので、今後ますます高度かつ安全な治療が提供出来るようになるのでは、と考えています。
また、手術に関しては最先端の医療機器も随時導入してまいります。
とにかく、患者さんを安全に治療すべく引き続き努力してまいりますので、ぜひ脊椎疾患でお困りの皆様、安心して当院にお越し頂けたらと思います。

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