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脊椎疾患の治療方法について

PEDとは

PED(経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術)
腰椎椎間板ヘルニアの手術方法で、うつ伏せ、あるいは横向けで直径7mmほどの微小内視鏡を使用して行います。最小侵襲手術、すなわち患者さんのお身体への負担が最小限で済む治療です。
背中と体の側面の2種のアプローチ方法があり、背中の場合は骨を削る必要が最小限で済みます。
側面からの場合はさらに骨や筋肉の影響が少ないため、削ることなく直接ヘルニア部分手術ができ、より安全に行えます。

傷痕が目立ちにくく(7mm弱)、術後の痛みが軽いため、退院が早く(1~2泊)日常生活や仕事への早期復帰が可能です。背骨に付いている筋肉を剥がすことが最小限ですむため、脊柱への負担も非常に少ないです。

MEDとは

MED(内視鏡下腰椎椎間板摘出術)
内視鏡を用いた腰椎椎間板ヘルニアの手術方法で、1995年にアメリカで開発されました。
従来の切開手術は50mm以上でしたが、内視鏡下手術ではわずか18mm程度の切開で済むことから、短い期間で社会復帰が可能です。
小切開し、16mmほどの筒を挿入、穴を広げながら内視鏡を挿入。モニターで拡大して見ながら、神経をよけて髄核を摘出します。

傷痕が小さく(18mm程度)、術後の痛みが少いため、回復も早い(2~3泊)です。手術時間は1時間程度で済みます。


除圧術 MILD法とは

除圧術 MILD法
Muscle-preserving interlaminar decompression(筋肉温存型腰椎椎弓間除圧術)、MILD法は3cmの小さな術野で行う低侵襲手術です。
棘突起間から脊柱管内に進入することで、腰背筋に対する侵襲がきわめて少なく温存しながら、椎弓を丸ごと取り除き除圧を行ういます。
患者さんは手術の翌日から歩行が可能です。
術中出血量も非常に少なく早期離床が可能なため、高齢患者さんの術後合併症の予防にもつながります。

開窓術とは

開窓術
60歳以上の高齢者によくみられる腰部脊柱管狭窄症の手術には大きく分けて、神経の圧迫を取り除く「除圧術」と、曲がっているものを治す「再建術」があり、開窓術は除圧術の一つです。

背中から皮膚を切開し、神経圧迫の原因となっている、椎間関節内側部や黄色靭帯、椎弓の一部分を切除します。神経の圧迫にかかわる部分だけを窓を開けるように削り、除圧を行うのでこの名前がつきました。


XLIFとは

XLIF(内視鏡下腰椎側方椎体間固定術)
損傷している椎間板を取り除き、骨を器具で固定し、椎体間の骨と骨の間が自然にくっつくようにして、脊椎の安定性を高める手術方法です。
背部に30mmほどの切開を2ヵ所と側腹部に30mmほどの皮膚切開(皮切)で手術を行い、痛んだ椎間板のかわりとなる「ケージ」を挿入します。
背中側の筋や神経に触れず、小さな切開で済むため、手術の傷による術後の痛みが軽減できます。
手術後は硬いコルセットを装着し、手術翌日より起立・歩行を開始します。

側方から内視鏡を挿入するので、背中側の筋を痛めません。大きなケージが設置可能で、術後の安定性が増し、骨がくっつくのが早まります。

固定術の中でも、矯正力が強く抜群の効果を発揮するため、背骨の曲がった老人の背中がまっすぐに近づきます。

TLIFとは

TLIF
(片側進入腰椎後方椎体間固定術)

TLIFは、左右どちらか一方の椎間関節を切除して椎間板を取り除き、その後に椎体間の骨と骨の間を固定する術式です。
湾曲した背骨の変形を矯正するとともに、神経の圧迫を解消し、その状態で上下の椎体(骨)がくっついて動かなくなることで神経症状を解消させます。
椎弓根に穴をあけて金属のネジを入れ、ネジとネジに「ロッド」と呼ばれる金属の棒を渡して固定します。金属は主にチタンが使われますが、患者さんに合った素材を使い分けます。

片側のみの骨の切除で済み、出血は比較的少ないです。術後1~2日から歩行が可能となり、経過が良好であれば2週間弱で退院できます。

PLIFとは

PLIF(後方進入腰椎椎体間固定術)
左右両側の椎間関節を切除して椎間板を取り除き、その後に両側からケージを入れて椎体を固定する術式です。
腰椎変性分離すべり症や腰椎変性側弯症などで矯正が必要な場合などに行なわれる手術です。

不安定な腰椎に対する固定、また変性側弯症・後弯症の矯正等が可能です。


脊椎疾患治療で使う機器

電気メス(サージマックス)

電気メス(サージマックス)

サージマックスは、従来の金属メス、剪刀、電気メス、レーザーに変わるラジオ波を用いた電気メスです。
細胞単位で働きかけるラジオ波の作用で正常な組織を保存(温存)し、これまでにない微細な外科処置が可能となります。


ナビゲーションシステム

手術用ナビゲーションシステム

3次元的位置を計測することにより、今までは見ることが出来なかった断層像をほぼリアルタイムで観察しながら、より的確な診断・精度の高い手術が可能になります。

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神経モニターシステム

神経モニターシステム(NVM5)

NVM5神経モニタシステムは、神経生理学的EMG、経頭蓋的運動誘発電位(MEP)の術中モニタリングを術者自身が管理することができ、脊椎手術中の神経損傷の発生低減に寄与することを目的として設計された神経モニタリング機器です。

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映像システム

映像システム

術中の様子などを、マルチチャンネルで大画面に表示し、手術の進展具合を常時観察することが可能です。
スタッフステーションや、手術説明室にて患者さん家族が映像を確認することが可能で、手術の進捗をリアルタイムで配信します。

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医療関係者の方々へ

当院では地域の診療所や病院との連携を大切にいたしております。
手術前、手術後とも、患者さんにとっては自宅近くのかかりつけクリニックと連携し、治療を行うことが最善と考えます。
ご紹介いただく場合は、診察予約をさせていただきますので、電話またはfaxにて当院までご連絡ください。

TEL 079-293-3355/FAX 079-297-1717